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まず、このシンコータイヤというブランドをご存じない方が多いと思いますので、どういうメーカーなのかちょっと説明させて頂きます。
もともと自転車の世界でかなりメジャーなブランドという韓国にメインの工場を持つタイヤメーカーなのですが、オートバイ用タイヤのルーツはヨコハマタイヤが二輪タイヤから撤退するさい、機材や技術を譲り受けたそうで、つまりはヨコハマバイク用タイヤの正当な継承者ということで、品質管理的にはかなり安心できると思われます。
とは言っても、日進月歩のタイヤ業界、昔の技術がいつまでも通用するほど甘い世界ではありません。
ヨコハマがスポーツタイヤに力を入れていた頃そのままのタイヤでは現代のスポーツライディングには練習用にすら使えないレベルなので、スポーツタイヤを発売する以上、当然、現在のシンコータイヤが持つ最新技術を盛り込んだ独自のスポーツタイヤとなるわけです。
そんなシンコータイヤさんが、一度モタード車にこのタイヤを試してほしいと持ち込んで来てくれたのが、この010APEX。
正直なところ、実際に装着して試走しても無駄な労力になる可能性の方が圧倒的に高いと思っていましたが、とにかく価格が前後セットでも一般的な国産タイヤのリアタイヤ程度と、非常に魅力的な設定だったので、とりあえずグリップが低くても唐突に滑り出したりさえしなければ基礎練習位は使えるかな?ということで試してみました。
ですが、実際に走ってみると、想定を遥かに上回る性能。
もちろん、その他のトップレベルのハイグリップタイヤと比べるのはナンセンスですが、このタイヤを装着したマシンで実際に走行した某トップライダー氏曰く、『ちょっと磨り減ったスーパーコルサくらい』というインプレ。

↑実際に010APEXを装着した車両での走行写です。
私自身はワケあってツナギを着て走ることは出来ませんでしたが、普段着にスニーカーという軽装でツーリングペースの感覚で不安感無くステップを擦る程度までバンクさせることが出来ました。
しかも、この日は少し小雪が舞う程気温の低い日だったのですが、完全に冷えた状態から2〜3分程度の走行でそのレベルのグリップを発揮していましたので、スポーツツーリングにも非常に使えるのでは無いかと思います。
また、マシンとの相性も当然あるので一概には言えませんが、少なくとも今回テストしたマシンにおいては非常に癖の無い素直なハンドリングで基本性能がしっかりしている印象を持ちました。
ということで、練習用に安いタイヤを探している方やレースレベルまでの性能は求めないので、安くて気持ちよく走れるタイヤが良いという方向けにWEBショップで販売することにしました。
耐久性についても、テスト販売でご購入頂いたモニターの皆様から、ハイグリップタイヤとしては非常に優秀というコメントを頂いており、むしろOEMタイヤよりも明らかに磨耗が少ないケースもあるくらいで、コストパフォーマンスとしては最上級のタイヤかと思います。
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市販モタード車や、ライトウェイトロードスポーツでのコース練習やスポーツツーリング用にオススメのコストパフォーマンス抜群の格安ハイグリップラジアルタイヤです。 |
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Dトラッカー/250SB/DR−Z400SM/WR250X/ハスクバーナSM250Rなど、市販モタード車やライトウェイトロードスポーツでの練習やツーリング街乗り用に前後タイヤのセット販売です。
※リア3.5幅リムへの装着が実質可能かどうかは不明です。 |
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モタードユーザー向けサイズのみ通常在庫。
特別価格にて販売しております。 |
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コース練習用に高価なSPタイヤを使用するのは勿体ないので、練習走行には安いタイヤが欲しいが、あまりにも性能が劣ると練習が逆効果になることもあるので、ある程度しっかり走れるタイヤが欲しい。
※レースになれば数%でも性能差があれば致命的ですが、タイヤ代が出ないせいで練習に行けないくらいなら、多少性能は落ちてもコストパフォーマンスの高いタイヤでたくさん走った方がより早くレベルアップできると思います。 |
販売当初、10名程度のユーザーの皆様にモニタリングを行った結果、場合によっては、標準装着のタイヤよりも明らかに磨耗が少ないケースもあるなど、一般的なハイグリップタイヤとは比較にならない程の耐久性があります。 |
レースのトップレベルまでの性能は求めないが、ツーリング先のワインディング等を安心して気持ちよく走れるようなスポーツタイヤを安く手に入れたいという方にとっては抜群のコストパフォーマンスを持つタイヤです。
また、冷間時にも充分なグリップを発揮してくれるのもツーリングユーザーにとって嬉しい性能です。 |
街乗りメインだけど見た目もイマドキのハイグリップなタイヤが履きたいという方もこのタイヤパターンならご満足頂けるのでは無いでしょうか? |
実際に雨天走行をされた数名のモニターユーザーの方から、今まで履いていた標準装着タイヤよりも安心してバンクさせることが出来る等のコメントを頂いております。 |
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新品タイヤ表面には、製造時や交換作業時に付着したり、保管時に浮き出してきた脂分が付いていて、そのままでは非常に滑りやすいためバンクさせた際のグリップ感が非常に悪くなります。
そのため、そのまま走行することにより、走行により自然に脂分が取れる浅いバンク時のトレッド面(中央部付近)とバンクさせにくいことで脂分が残ったままのタイヤサイドとのグリップ感が極端に異なってくるため、よりバンク時の不安感が増してしまいます。
ですので、より良いフィーリングを得るために装着後
タイヤ表面の脱脂をオススメいたします。
脱脂方法:ウエス等にブレーキクリーナーを吹きかけ、表面の脂分がある程度なくなるまで、全周にわたって数回拭きとります。 |
最近のハイグリップタイヤは、表面の脱脂さえしておけば、最初から問題なくグリップしてくれるものが多いですが、このタイヤはどうもある程度表面を削った後のほうがグリップ感がいいようです。
装着直後の走行では意識的に丁寧に深くバンクさせサイド部を接地させることで、本格的な走行時のフィーリングが良くなります。 |
タイヤ剛性が高めなので、タイヤのエア圧は平均的なハイグリップタイヤでの設定よりも、10kPaほど低めの方が良さそうです。 |
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